「山本由伸プロ野球選手(日本球界最高レベルピッチャー・ドジャース投手)のような究極最高の身体になりたいんです」とKSPに来られた、有名私立大学・野球部でピッチャーとして大活躍中のTさん、178cm 85kg、高校時代から恵まれた体格と、他人の意見に流されず自分の頭でシッカリ考えて結論を導き出しながら行動するクレバーさを活かして大活躍してきた逸材。
私自身は、山本由伸選手が日本球界で唯一といっても過言ではない、超高難度最高バランス領域に突入している選手なので数年前から大ファンでした。この領域に入った方は超安定して大活躍することは私から見ればごく当たり前のこと。球界でその他多くの選手の身体レベルは山本選手と比較するとまだまだレベルが低く、昭和時代の根性主義がいまだに見え隠れする日本球界(プロ・アマチュア・小中高大学)の低レベルなトレーニングはなんとかならないものかと昔から強く感じてました。
そんな思いを持っていたからこそ、Tさんの言葉をお聞きした時「日本の若手にもトレーニングに対して、他人(指導者)の言いなりにならず自分の頭で一生懸命考えて、こんなにキチンと最高に正しい方向性を見て行動しようとしている若者がいるんだ」と感じ入り、とても嬉しかったのです。
今年2023年であればKSP超高難度レッスンには、世界頂上レベルで活躍するプロバレリーナたちが多く来られましたが、この方たちの身体総合レベルは超高難度最高バランス領域に突入しており山本選手と同等の領域に入っています。この領域に入ればあらゆる競技においてその個人が持っているポテンシャル(潜在能力)すべてを完全解放した最高パフォーマンスを発揮することができます。KSP超高難度レッスンでは、最終的にこの超高難度最高バランス領域に入って安定した活躍ができることを最大目的としたレッスンを展開しています。
Tさんはどのようなトレーニングをすれば山本選手のような身体レベルになれるのかということがさっぱり分からなかったため、ここ数年間色々試行錯誤を繰り返してきており、KSPに来る直前は野球部での練習以外に長期間、筋トレや初動負荷トレーニングを継続していましたが、その効果がまったく出てこないことからさらに探してKSPに辿り着いたのです。
現在KSPレッスン開始後3ヶ月が経過しましたが、長年の野球部や初動負荷などでの誤った方向性のトレーニングの積み重ねで間違った方向にガチガチに固めてしまってたTさんの身体は、当初の予測通り身体内部からの根底的な変化を起こすのにかなりの時間がかかってきました。高校生時代はもっと伸び伸びしていた身体ですが、方向性を間違えるといかにダメになってしまうかという典型的なパターンです。
そしてここ最近、少しずつ大きくなりつつあった身体内部の根底的な変化がグッと勢いと強さを増し、いよいよ体幹力が中級レベル(最上級プロ競技者としてのレベル分けによる判定)まで引き上がってくると同時に柔軟性も上がってきて、全身稼働領域が素晴らしい広がりを見せ始め、投球動作に根底的で前向きな変化が起きてくるようになりました。
同時に疲労・故障からの回復速度がかなり速くなってきており、本人はようやく自分の思いが間違っていなかったことに大きな手応えを感じるようになっており、毎回の鬼トレはニコニコ笑顔、滝汗ボトボト状態、時々死にかけて倒れそうになったりと、大爆笑の連続で最高に楽しいものとなってきました😆
またここ最近のレッスンでは毎回終了後に発することは、「すごいです!また身体が元(原点)に戻ってすごく落ち着いて、痛みや疲労が完全に消えました〜!」という言葉です。野球部と初動負荷でのトレーニングのみを行なってる時にはこういった経験は一切なかったため余計に感動が大きいようです。
リーグ戦続きの時などはKSPレッスンに来れないときも多々あり、そういう時は野球部だけのトレーニング(初動負荷トレーニングはマイナス要因を生み出すだけなので受講開始時点で止めていただいてます)になるため必ず徐々にバランスを崩し始めて、肩周りを中心にどこかを痛めたり大きな疲労の蓄積で疲れ切ったりしていることがほとんどです。しかしそれらはKSPレッスンで必ず完璧に挽回されて見事なまでに身体全身がイキイキと復活するのです。
まだ現時点では身体が持つ潜在的な総合ポテンシャルの75%程度しか発揮できていませんが、初回お会いした時は60%程度でしたから随分と上がってきました。それに伴いレッスン内容も徐々に高度なものにしてきてますが、まだこれらすべてを余裕でこなすには至っておらず、毎回必死の形相でついてくるのがやっとか、着いてこれなくて汗噴き出しながら倒れ込みそうになるということしばしばですから、今しばらく鬼トレ修行が必要なことだけは間違いありません。
今行っている内容の遥か上の高難度レッスンをKSPに今年来られたプロバレリーナの皆さんは余裕でやっており、彼はその動画も見ていますから、いかに自分がまだまだのレベルかということもハッキリ認識しています。そもそも私(NoBU)の動きにも着いてこれなくなることが多々ありますからまだまだ脇が甘いと言えます。
こうしてTさんは、山本選手が到達している超高難度最高バランス領域に到達するのはいかに大変かということを深く体得理解してくると同時に、最近はおぼろげながらも自分もどうやらその難しい領域にこのまま頑張ればなんとか到達していきそうだという大きな手応えも感じ始めており、動きや表情に大きな自信が表れるようにもなってきました。
Tさんが自身の限界を遥かに飛び越えて大きな飛躍ができるように、今後も二人三脚で鬼トレ継続頑張っていきます😃