単なる資格持ち・知識持ちだけでは、本物トレーニングの世界では通用しません
世界的に有名で素晴らしい養成講座を受けて立派な資格・ライセンスを保有していても、解剖学や運動生理学に対して多くの知識を持ち合わせて立派な資格(国家資格含む)や経歴・学歴を持っていても、下記4点が確立されていないならば、リフォーマー(マシンピラティス)の性能をフルに引き出すことはできず、レッスンのクオリティは大幅に下がり、効果もほどほどのレッスンしか教えることはできません。
リフォーマーは素晴らしいマシンですが、その性能をフルに引き出して、パーソナル指導において12〜80歳まで、怪我・持病・難病などを抱えた方から世界的なプロ競技者まで、あらゆる層の方たちそれぞれ個別にジャストフィットした高レベルのレッスン提供を行おうとすると、トレーナーには相当高いレベルが求められます。
①3年間以上の徹底した自己鍛錬を行い高次元バランス状態を維持している
自分の身体が高次元バランス状態を常時維持し続けていないにも関わらず他人を教えることは無責任です。グループレッスンは多くの方に合わせる妥協的なレッスンのためそういう状態でもごかましがききますが、確かな内容のパーソナルトレーニングではさすがに深い内容のレッスン指導を行うことは不可能です。
そのためリフォーマー&ヨガでのセルフトレーニングで3年間以上の徹底した自己鍛錬を行なって、トレーナー自身が高次元にバランスの取れた身心を体得して、深く理解して、その状態を長年維持し続けていることは最重要ポイントとなります。
自己鍛錬がシッカリできてなければ深い状態を経験していないし、その維持法も知らないわけですから、そういうできてない状態で仮に深いことが分かったと言っているようであれば、それはただ頭で理解してるだけであって、高次元にバランスの取れた状態が本当の意味では理解できてないため、当然深いことは教えることができません。
また自分を鍛えるためにセルフトレーニングを行わず他人のレッスンばかり受けているようなトレーナー(講師)は、他人の真似事ばかりで成長が限られてしまい、自身の指導するレッスン内容にオリジリナリティや独創性が伴わずレッスンクオリティが低いままとなります。そういう意味でもセルフトレーニングでの自己鍛錬は指導者にとって絶対的に欠かせない必須事項なのです。
②リフォーマーによる指導実績3000時間以上(パーソナルだけで)
リフォーマーを用いたパーソナルでの豊富な指導実績(パーソナルだけで最低3000時間以上・グループレッスン指導時間は指導レベルが低いため除外)があり、使用法・ワークアウトの多様な組み合わせや、組み合わせ方や取り組み順序によって違ってくる効能効果の数々に精通していること。
③解剖学と運動生理学に精通して、変幻自在に応用適用できること
解剖学と運動生理学に精通して、それを顧客の身心状態に的確に合わせて、自由自在・変幻自在にレッスンに応用適用できること。これができるには豊富な指導の経験と実績が必須となります。
④リフォーマーやヨガの先進国での豊富な受講や学びの経験があること
アメリカなど海外のリフォーマーやヨガの先進国での豊富な受講や学びの経験があることはとても大切です。日本はスポーツ分野でのトレーニング指導における解剖学や運動生理学の応用・リフォーマーやヨガの応用などが、海外先進国に比べると5〜10年ほど遅れてる状態が続いています。日本だけで学んでると井の中の蛙になってしまうため海外での学びは必須です。