2023年9月28日、6ヶ月ぶりに訪れたバレエ専門学校に通うKさん18歳。最近は卒業のための諸行事が重なりKSPに来る時間がなかったのですが、本日より来年3月までKSP超高難度レッスンを集中的に受講して、その直後スイスに旅立つことになりました。
2022年は1年間のKSP超高難度レッスンで飛躍的にバランスレベルが上がって過去最高の身体レベルに到達していました。
しかしこの半年KSPレッスンから遠ざかって、学校でのバレエ三昧(時々コンテンポラリーダンス)の毎日を過ごす中で、最近自身のバランスが徐々に崩れ始めてきており総合的パワーも低下してきたことに危機感を抱き、スイスに行く3月まで集中的にトレーニングを受けて再度自身を最高領域に引き上げたいと本日来られたのでした。
本日は半年ぶりということで、拝見してると確かに総合バランス力は若干低下して、部分部分に僅かですが狂いが生じてました。途中、久しぶりの鬼レッスンということでボトボトの滝汗状態になり、死ぬ〜という感じになってました😆 しかしそこは最高レベルバレリーナ、踏ん張って何とか最後までやり抜きました。
そして終了後「あぁ〜最高に気持ちよくて久しぶりにすごく落ち着きました!」と一言。これは身心が最高レベルでパーフェクトに整った時に必ず誰しもが感じることであって、最後にこうなることこそが本物レッスンであり本物トレーニングなのですね。
普段すべてのバレリーナの方にお伝えしていますが(これはバレエだけでなく世の中のほとんどのスポーツ競技に当てはまります)、バレエだけでは超高難度最高バランス領域に到達してその状態を長期間余裕で維持するということはほぼできません。バレエは深い運動解析の観点から見るとアンバランスな運動です。結果、怪我や故障をすることも多々あります。
Kさんはこのことを今回半年間休んだことで強く実感したのですね。他にも海外から帰国してはKSPに来てくれる世界で活躍するプロバレリーナの方たちも、この事実を身体の奥で深く知っているからこそKSPに度々来てくれます。
Kさんはスイスに行ったのちいよいよ自身の最高の夢であったプロになることにチャレンジします。昨年初頭、夢を実現したいと私を信じて通い始めるようになったKさんのために、私も3月まで超全力投球で対応して、以前のバランス最高領域を遥かに凌駕するところまで引き上げていきます。