50代後半女性、二次性変形性股関節症で股関節の痛みとそこからくる腰痛・肩こりに悩まされて、投薬療法と理学療法士による運動により改善を目指すも思うように進まず、整体マッサージと筋トレ&ストレッチのパーソナルジムに通うも一向に改善せず、KSPに通われるように。
理学療法士による運動と聞くとすべてが抜群に効果的だと一般の方は思ってしまいがちですが、それは違うなあというケースを20年に渡りヨガピラティスでの指導を継続してくる中で過去多く目にしてきました。理学療法士の運動は深い運動解析の観点から見れば局所限定的であり、時と場合によって効く時もあるけど、効かない時も多くある。一つ一つの運動への取り組み方も詰めが甘くて効果が薄い。これは医療分野の限定運動ゆえに一定の制約がかかりますから仕方ないことですが・・・。下記リンク先の方も今回同様のケースです。
今回の女性は、股関節は可動領域が狭くなり痛みで動きはぎこちなく、腰もいわゆるフラットバック姿勢で腰はほんの数ミリ反らすくらいが限界で日常生活で迂闊に背中を後ろに少しでも反らすと激しい腰痛に襲われること度々というかなり危険な状態に陥ってました。なんせ本人は反らしてるつもりでも傍目から見ると背中はまっすぐの板状態でカチコチに固まってしたから・・・。
現在通われて2年8ヶ月になりますが、まず4ヶ月ほどで各種痛み・肩こりはほぼ解消（この間の投薬療法は無し）、同時期、股関節もグルグル回ししてもとてもスムーズに動かせるようになりぎこちなさは完全に消え去り、歩くことも恐怖感がなくなり楽しめるように。10ヶ月経過する頃からは腰回りの筋力もさらにUPして反りも大きくなり腰の動きにゆとりがでるようになり、背中を強く反らしても痛みは感じず心地よさを感じるようになり、もうこれで完璧に安全で健康ですと断言できる状態になりました。
当然マシンピラティスでのコアワークはほぼパーフェクトにこなしており、マット上でも各種ヨガを楽しんだりと、驚くほどの元気良さを抱くようになっています。
現在もマシンピラティスと本物ストレッチの組み合わせが最高に心地よくてたまらないと相変わらず毎週毎週ひたすら通われています。この状態であれば隔週でも十分な健康維持につながりますが、ご本人曰く、楽しすぎてたまらないし最高のストレス解消とマッサージにもなるからまだまだ楽しませてもらうわよとのこと。なんせこの2年10ヶ月でお休みされたのは2回だけですから、最近の溢れる元気良さが半端でないことだけは確かです。