
ピラティスを学んで、本物の健康や幸福を手に入れたいという方は、素直に、昔から続くピラティスメソッドを、徹底した実戦練習を通じて身体の奥深くで学び続けてその真髄を体得していくことが大切です。
私はピラティス リフォーマー&キャデラックでの日々徹底鍛錬を長年に渡り継続してきました。すると学べば学ぶほど、昔から続くピラティスメソッドの素晴らしさに感動すると同時に、ジョセフ・ピラティス(ピラティス創始者)の偉大さを改めて思い知らされて彼に強い尊敬の念を抱き続けるようになってきました。
現代日本では、医療関係者・理学療法士などが監修したピラティスなどと謳ってるものをよく見かけます。しかし元から高度に洗練された本質的メソッドであるピラティスに、現代医学が与える影響なんてほぼ無いに等しいですから、監修などはほとんど意味をなしません。
このことがもし理解できないという場合は、まだ自身の身体を限界レベルまで徹底的に鍛錬してきたことがないし、ピラティスの真髄も体得できてない証拠。
ジョセフ・ピラティスが編み出してきたメソッドに素直に打ち込んで、一定レベルまで徹底鍛錬してきて、その圧倒的な奥深さ・偉大さ・洗練度合いを深く体得し始めたなら、監修などというおこがましい言葉は使えなくなるはずです。
だから、いくら医療関係者などが監修して現代的でカッコ良いネーミングがついたとて、ピラティスメソッドの本質や圧倒的な洗練度合いは何も変わってないということも頭の片隅に置いておく必要があります。特に現代は、医療関係者・解剖学・理学療法士など耳触りの良い言葉をつけ足したにすぎない、実際には中身の伴わない薄っぺらなレッスンが氾濫してますから、そういうものに惑わされないよう細心の注意が必要です。
あと、学ぶ場合、当初は誰かに指導してもらう必要がありますが、そのトレーナーや指導者が自身の身体を徹底鍛錬してきてるかどうかということはとても大切です。見栄えの良い資格・学歴・キャリア・科学的で立派な理屈理論などを振りかざしてるだけで、実際には身体を長年(最低5年以上)徹底的に鍛錬してきた経験がなく、ピラティスの真髄を深く体得できてないという方を大変多く見かけます。深い体得が伴ってない場合、指導するレッスンの中身も必然的に浅くて薄いものになります。
AIで何でもいとも簡単にコピペできる安易な時代ですが、真髄の体得だけはコピペできません。深く体得するには、長年に渡る日々徹底鍛錬をいかに継続できるか、いわゆる地道な努力の積み重ねが最重要ポイントです。
皆さまから「あいつは口先だけは上手だが、実際には大して鍛えてない、ただの資格持ちにすぎない低レベルなトレーナーだ」などと言われることのないよう、私自身は今後もひたすら日々徹底鍛錬の継続を最高にエンジョイしながら続けてまいります。
ジョセフ・ピラティスに深謝。
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